2011年6月25日土曜日

JenkinsをWindowsにインストールしてみた

Windows XPにインストールする

1.Jenkinsの公式サイトにアクセスする。
2.ページの右側に「native package」があるので、「Windows」をクリックする。
3.インストーラ(ex. jenkins-1.417.zip)がダウンロードされる。
4.zipファイルを解凍すると「setup.exe」が存在するので、それを実行する。
これでインストールできてしまい、Windowsのサービスの形で動くようになります。Webブラウザから「http://localhost:8080」を指定すればJenkinsの画面が見れるようになります。
ただし、このままだとアクセスした人すべて(リモートも含めて)がジョブの登録までできてしまいますので、設定画面がユーザを登録できるようにするなどして、アクセス権の設定をしておいた方が良いかと思います。

ジョブの実行ユーザについて

私はバックアップをとるのにMSのSyncToyというソフトウェアを使っています。これを決まった時刻にJenkinsで実行できるようにするのがJenkinsをインストールした最初の目的でした。ところがなかなかうまくいきません。手動でやると普通に動くのですが、Jenkinsのジョブとして動かすとエラーになるのです。原因は実行ユーザでした。
SyncToyはUIをもったソフトウェアの他にコマンドライン用のSyncToyCmdというソフトウェアがあります。Jenkinsで動かすのはこのコマンドライン版ですが、これを動かすには仕様上の制約があったのです。UIをもった版で一度Syncし、その後でないとコマンドライン版はエラーになるというものです。しかも同一ユーザで無くてはなりません。
結局どのように解決したかというと、Jenkinsのサービスを自分のIDの実行と
するようにしました。
1.XPのサービス管理画面を表示すると「Jenkins」というサービスが動いています。
2.「Jenkins」を右クリックして、「プロパティ」ダイアログを表示させます。
3.「ログオン」タブで「アカウント」の設定ができるようになっているので、こちらで自分のIDに変更します。
4.「パスワード」も入力して、「OK」ボタンをクリック。
5.最後に「Jenkins」サービスを再起動します。
以上でうまく動くようになりました。バックアップの履歴もみれるようになって良い感じです

Outlook 2010でGTD

Outlook2010にバージョンアップする際の注意点

最近MS Officeを2007から2010にバージョンアップしました。以前、Outlook2007でGTDというブログを書いたのですが、少し修正しないといけない部分があったので、覚え書きとして残しておきます。
タスクを見るためのビューを設定する際にフィールドとして「仕事の終了」を指定していたのですが、これが2010では「タスクの終了」に変更になっているため、ここを修正しないとタスクが見えなくなります。
それから、Officeをバージョンアップする際に、色分類項目のタグの名称が引き継がれないので、適当な色にこれまで使っていた名前を使用するように設定する必要がありました。(1. Next Actionsなど)

プロジェクトの取り扱いを変更

最後にこれはOutlookのバージョンとは関係ないのですが、色分類項目のタグの名称の運用を変更し、Nozbeライクにしました。具体的には、「2.Projects」に加えて「2.」を追加しました。例えば「2.Tracの使用をやめる」を加え、タスクにはこのタグと「1.Next Actions」の両方を設定するようにしています。これによって「1.Next Actions」のくくりでタスクを確認できると同時に、週次レビューなどでプロジェクトのくくりでのタスクを確認できるようになります。