2011年10月5日水曜日

talking Fair購入の壁

F-12Cを購入した理由に書いたように、F-12Cを購入したのと同じタイミングでSIMをb-mobileのtalking SIMに変更しました。

talking Fairを購入した理由

前に使っていたXperia X10 miniと違ってF-12Cはdocomoで取り扱っている機種なので、必ずしもb-mobileのSIMを使う必要はありません。それでもdocomoの契約ではなく、b-mobileとしたのは日本のキャリアのよくわからない契約形態が嫌だったのと、月々の支払いを節約したかったからです。

2年縛り

携帯電話自体を安く買うにも、月々支払う料金を安くするにも2年契約が必要となっています。しかも、2年契約が経過した後にいつでも契約解除ができるかと言えばそうでもなく、自動契約更新の上、特別な契約解除料がかからないのは2年後の1ヶ月の期間しかなく、それを逃すともう2年後となってしまいます。talking Fairも1年契約の縛りはありますが、1年経過すれば、その後の縛りはありません。

定額

AUにしても、docomoにしてもスマートフォンを使う場合にはデータ通信定額サービスを使うしか選択の余地はありません。AUのISフラットも、docomoのパケホーダイフラットも5,460円/月のデータ通信料がかかりますが、果たして、本当に月々その金額分のデータ通信をしているか?という疑問がありました。F-12Cを購入する前、Xperia X10 miniでb-mobile Fairを使い、どの位のデータ通信量があるのか調べていました。結果としては、b-mobile Fairの期限である4ヶ月で丁度1GBを使い切るペースでした。通信量がここで抑えられているのはWiMAXのモバイルルータを使っているからというのも影響しているとは思います。といっても、talking Fairの1GB分の料金は9,800円(翌月からは8,350円)で4ヶ月で使うとなると、1ヶ月あたり2,450円(翌月からは2,087.5円)で5460円よりは遙かに安くなります。

テザリング

テザリングは常に使いたいのではなくWiMAXが使えないエリアでiPadやPCを使いたい時にバックアップの通信手段として使いたいのです。そのため、それ程使わないテザリングにあまりお金を使いたくありません。AUにしても、docomoにしてもテザリングができる機種でPC通信に使うとデータ通信料が10,395円に跳ね上がります。できれば通信した分だけの料金にしたいと思ったのもtalking Fairにした理由です。

MNPするかどうか?

理由

基本MNPしようと思っていました。今の番号はある程度知られている番号になっていますし、何より田舎の両親に番号変更を伝えるのが大変です。少なくとも次に帰省するまでは番号の変更ができません。(田舎で両親の携帯の電話番号登録を変更するまでという意味)

問題点

しかしながらMNPするには幾つか問題が見えてきました。1つはAUの契約は2年縛りの影響でMNPするには解約料の9,800円がかかってしまうこと。それでもMNPでの移動先がdocomoやSoftbankだとMNPの特典があるので気になりませんが、b-mobileも場合にはMNP特典はありません。もう一つはなんと電話がつながらない期間があるということです。b-mobileのSIMを検討したことがない人にはなんなのか分からないと思います。
http://www.bmobile.ne.jp/sim_tf/mnp.html
ちょっとこれが致命的で新しいSIM契約にすることとしました。

結果

もともとの目的として、持ち歩く携帯電話の台数を減らすというのがあるので、AUの携帯電話の契約は解除せずにいますが、
- 電話は新しい電話に自動転送
- ezwebメールはGmailに転送設定
- Cメールはどうしようもありませんが、使っているのが妻との連絡だけなので新しい番号への連絡としてもらう
として、持ち歩かないようにしています。

店頭購入できないのか?

本人確認などWeb経由で購入するのには面倒なことがあるので、talking Fairも店頭購入しようと思っていました。結論から先に書くと店頭購入できなかったのですが、それがtalking Fairが小売店が扱うには魅力のない商品だったのか、それとも何らか大人の事情があるのかは私にはわかりませんでしが、ちょっと後者っぽい臭いがしました。

Web調査

b-mobileのWebを調べて見る限りは幾つかの店で、店頭販売しているように見えます。
http://www.bmobile.ne.jp/reseller/index.html
ここの説明の中に「PCNET秋葉原中央口店」とあったため、F-12C本体と一緒に秋葉原で購入するつもりで買いに行きました。

ヨドバシカメラ秋葉原

ヨドバシカメラでb-mobileのSIMの取り扱いがあるのは知っていましたし、ヨドバシのポイントがつけばそれはそれでラッキーだろうということで、売り場に行ってみました。当然のように展示していなかったので、販売応援に来ているらしい人を捕まえ質問してみたら、「taling Fairは大きな店では取り扱っているところはないと思う。近くの小さな店で扱っていると思うが」との回答。ちょっと、この言い回しに違和感を感じながら予定通りPCNETへ。

PCNET

PCNETでは入り口付近にb-mobile SIM製品の説明資料が置いてあったのですが、その中でtalking Fairの説明だけがありません。よく分からないのでお店の人に話を聞いてみました。すると「b-mobileの他のSIMなら取り扱いがあるが、talking Fairだけは置いていない」とのことでした。

Webから購入

店頭ではどうしても買えないみたいなので、仕方なくWeb経由で購入することとしました。
http://www.bmobile.ne.jp/sim_tf/select.html
申し込みのためには幾つか準備しなくてはならない物があります。まずはb-mobile ID。私の場合にはb-mobileのSIMを他に使っている状況でしたので、既に持ってしました。持っていない場合でも新規に登録すれば大丈夫のようです。

本人確認

携帯電話の契約ということになるので、どうしても本人確認が必要となります。Web経由でどのように確認するのだろうと思っていたら、本人確認資料の画像をアップロードしろということでした。説明ではデジタルカメラで免許証などを撮影するように書かれていたのですが、家にはフラットヘッドスキャナーがあるので、それでスキャンしました。

期間

申し込みから受け付けられるまでの期間も気になっていたのですが、実際には8/28に申し込みをし、翌日の8/29には商品出荷のメールが届いたので本人確認の作業などにはそれほど時間がかかっていないようです。(まさか、購入者が少ないだけ?)

受け取り

受け取り時も本人確認が必要です。そのため家族に受け取ってもらうといったことができません。私の場合には受け取れる時間に再配送をお願いしました。受け取りの際に配達員に運転免許証を提示して、配達員の方がハンディ端末で情報の送信を完了するまで、受け取り完了とはなりません。受け取った当日は丁度雨模様で電波の状態が悪かったせいかかなり時間がかかってしまいました。

実際に使ってみて

手に入れるまでは面倒だっったtalking Fairですが、手にしてからは簡単です。説明書通りにAPNの設定をするだけでOKです。b-mobileはdocomoのMVNOなので、F-12C側をSIMロックフリーにする必要もありません。